ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

好きな銃とその人形 アサルトライフル編

 前回の記事を書いて結構経つ上に挨拶だけではちょっと寂しいので書いておこうと思います。

 人形名/実銃名

416/HK416(派生モデル多数あり)

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 HK416は、M4カービンの改良モデルです。

 M4カービンはなんだかんだで古い銃でこの銃の開発当時に米軍は「過酷な環境での信頼性」「拡張性」に問題があるとされ、あの悪名高いL85A1を改良した実績のあるH&Kに白羽の矢が立ちました。H&Kと言えばMP5で有名なドイツのメーカーです。

↓悪名高いL85A1

www.youtube.com

 まあ、M4と言う銃自体ここまで極端に問題のあった銃ではあった訳ではありません。あくまで強いて言えばと言う話があったのだと思います。

 本銃はM4の問題をばっちりと解決し、正式採用されました。……と言いたいのですが、そうは行きませんでした。

 まず「そこまでM4は悪いもんじゃない」「性能は確かだが高すぎる」と言う事が公表されたそうですが、政治的な問題もあったと言われています。後者はまだしも前者はなんやねんとメーカー側は言いたくなりますね。ちなみにこのサイトによるとM4は約700ドル、HK416は1400ドルの様です。倍となると確かに置き換えるのは抵抗がありますね。

 M4も拡張キットなんかも出てるそうですし、それで解決した方が安いまであるのかも知れません。

 さて、HK416はリリース当時こそその値段ゆえに採用する機関は少なかったようですが近年では増えつつあるようです。

 余談ですが当初はHKM4と言う名前だったそうですがM4を作ったコルト社がマジギレして現在の名前になった経緯があるようです。その事に関しては作中の416も過剰に反応しています。

 

Gr G36/H&K G36(派生モデル多数あり)

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 G36はドイツ連邦軍に採用されていたG3の後継機となる銃です。(間に色々ありましたが結局は本銃が採用)

 その独特の外観から現場の兵士からはプラスチック・バンバン、デザイナー鉄砲、レゴライフルなどとかなり酷評されたようです。ですが、そこはH&K。スペックは一切問題ありませんでした。……と言いたいのですがそうではありませんでした。

 当初は土に埋めた後に土を軽く払ったら撃てた、水中も少しの時間であれば大丈夫だったと信頼性ありと配備を進めていたのですが、アフガニスタンでドイツ兵が「銃身の温度が上がり精度が極端に下がる」と報告したのです。

 本銃は軽量化の為に強化繊維プラスチックが全体に渡って使われていて、それが裏目に出てしまったのです。強化プラスチックは軽い、鉄と違い錆びない、基本的に形状が変化しない、気温の変化による表面への影響が鉄より少ない(極端に冷えたり熱くなったりしない)と言った利点がありましたが、本銃の場合では廃熱関係で問題になってしまったようです。(当時はこういう樹脂ライフルに造詣が足りなかったのあるかと思いますが)

 結果、連続射撃を行うと熱による精度の低下により欠陥のあるライフルとなってしまいました。

 

Fr FAMAS/GIAT FA-MAS

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 FAMASはFusil d' Assaut de la Manufacture d' Armes de Saint-Étienneの略。GIAT社のアサルトライフルです。

 本銃と言えばかの有名なメタルギアソリッド1でソリッド・スネークが使用していた事で知られています。そんな僕もMGS1で知り、この独特のデザインに惹かれました。

 特徴はマガジンがグリップより後方にあるブルパップ方式であること、バイポッドが装着されていること。そして900-1,000発/分と言う圧倒的な射撃レートでしょうか。独特なスタイルから「トランペット」などと言われる場合もあります。

 また古い銃でありながら当時としてはかなり左右切り替えに対して優秀な設計だったことも特徴の一つでしょう。排莢ポートのカバーを付け替えれば排莢する方向を変えれますし、セレクターもトリガーガード内に配置されています。

 古い銃ではありますが、少しずつ改良を加えながらフランスの各機関で使われているそうです。あのかの有名な東京マルイが最初に出した電動ガンもこのFAMASでした。

 

AK-47/AK-47

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  もはや改めて説明が必要なのだろうかと言う銃。ミリタリーファンの中ではいまだに根強い人気があります。

 突撃銃――アサルトライフルと呼ばれるカテゴリの銃では最も古い世代の銃で、最大の特徴が異常とも言える「頑丈さ」でした。

 精度に関しては悪い印象がありますが、それは多く出回ったコピー品の話できちんと生産された物は極端に悪いという事はなかったそうです。もちろん、後発のM16などと比べると残酷な結果に終わりますが。

 銃とは撃ててナンボの物で、当時はまだ信頼性が低かったM16を使用していたアメリカ兵がM16で敵兵を殺しAK-47を鹵獲して使っていたという話がありますが実話の様です。

 この銃の信頼性、頑丈さを語る逸話として「泥水に浸してから取り出しても撃てた」「炎天下の砂漠でもかなりの数撃てた」「錆びた物を掘り出して錆びを落としたら撃てた」と言う物が有名かと思われます。

 この頑丈さの秘密は構造そのもののシンプルさ、またクリアランス(隙間)が大きく取られていた事が挙げられます。なので多少が物が詰まってもきちんと動作する訳です。

 あと大量生産にも適してたようで電動ガンのAKを買うより実銃のAKを買う方が安いなんて話も聞きますね。

 さすがに現在では一線を引いたと思われますがまだまだ現役で活躍している地域もあるようです。