父親がVaultを飛び出し、主人公もそれの後を追う形でVaultを出ますが、ある程度メインクエストをクリアしていくと幼馴染のアマタが外部に向けて救難信号を飛ばします。それを受信するとこうして自身の故郷へ帰ってこれる訳です。
中に居た時、よくしてくれていた警備員が話をしてくれます。要点をまとめて言えば扉を開けた事で大量の虫が侵入し、混乱が起きたこと。そして住人同士で『Vaultを開放し外部と接触する派』と『解放は危険なので完全に閉ざし、今まで通りアーコロジー(完全環境都市。生産・消費を完結させること)状態にする派』で別れているというのです。主人公は直接騒動に関わった訳ではありませんが、事の発端は主人公の父親な為、監督官からは危険人物と言うか指名手配に近い扱いを受けています。
もちろんこの時点で聞かなかった事にして脱出してもいいのですがどうせなら解決してから出たい所なので進みます。
進むと同世代である温室育ちのヤンキーに遭遇します。優等生野郎(悪の権化)といわれますが彼の脱出を手助けするとリベット・シティでヘアカットをしてくれるようになりますが、それは別の話。
久しぶりの再会。当たり前のように力を貸す事になっていますが、まぁそれが目的なので話を聞きます。すると彼女は外部と接触する派である事がわかります。彼女からは監督官を説得し、外部と接触する事を認めさせてほしいと言われます。この際に『外部は大変危険な場所だ』と説得し、思いとどまらせる事も出来ますが、それでは面白くないので彼女の望み通り監督官の説得に向かいました。
しかし、とうの監督官はあまり歓迎してくれているとは言えません。当たり前っちゃ当たり前ですが、このような態度は僕は見過ごせません。制裁対象です。しかし、アマタからは監督官は殺すなと言われています。
が、交渉は決裂。問答無用で襲い掛かってきました。殺すなって言われましたけど向こうから襲い掛かってきたから仕方ないよね!
諸行無常。所詮は温室育ち。ウェストランドでサバイバルしてきた人間に叶う理由はありません。あっさり沈みました。
しかし、アマタからはこのように冷たい言葉を放たれます。まあ、もはや主人公はこのVaultにとって危険人物。むしろ殺さないでそのまま帰らせてもらえるだけでもありがたいのかも知れません。
まあ、仕方ないかと自分を納得させながら出ようとするとこのような大変下品極まりない看板が。もはや僕は我慢できません。そう、彼らは言葉一つで己の身だけでなく、自分の故郷ごと滅ばされる事となったのです。