最近、割かし本格的に遊んでいるので紹介しておきたいと思います。
以前ちょろっと話題にした程度で、当時は本腰を入れて遊んでいた訳ではなく、あれだけ夢中になっていたドルフロも流石に飽きが来て気づいたらこちらをガッツリと遊んでいました。
本作はタワーディフェンスと呼ばれるジャンルのゲームです。通じる人はこれで通じるんですが「何をするんじゃい？」と言うと敵が拠点に攻めてくるので各種ユニットを配置して拠点を防衛するゲームです。本作で言う拠点は青い四角のマスです。ここを敵が規定数通過してしまうとゲームオーバーになります。
近年のソシャゲよろしくガチャでユニットを入手するのが主な目的ですが、高レアリティはユニットを出撃させる為のコストが高かったり、育てるのも何かと大変だったり、最高レアリティのキャラをとりあえず並べればクリアできると言うバランスではなく、ユニットの特性や強みを理解した上で配置しなければクリアできません。ユニットにもクラス……ジョブのような物があります。
基本的にクラスごとに役目は決まっていますが微妙に違ったりするので大雑把な紹介になります。どうしても上位互換に見えてしまうキャラも居たりはしますが、人数の割にはきっちり差別化されている印象でした。
まず、斬り込み隊長的な役割を果たす先鋒。先鋒は比較的コストが軽く、その上スキルで所持コストを増加させる事が出来る為、どのような編成でも必ず入れる事になります。半面、単純な耐久や火力は他のクラスに劣ってしまいます。（シージとか言う例外も居ますが）
次は重装。その名の通り、戦線を守る事が主な役目。攻撃よりも敵の進行を止める事が仕事です。重装の特徴としてブロック数（敵を同時に止めれる数）が他のクラスより高い、単純な耐久も高い特徴があります。（数値は上のキャラクターと比べてみると分かりやすいと思います）
前衛はその名の通りアタッカーです。重装だけではどうしても敵を倒すのに時間が掛かってしまい、ジリ貧になってしまいがち。そのため、きちんと火力を出せるキャラクターが必要になります。基本的に攻撃範囲が狭い（画像のキャラクターはちょっと特殊なタイプ）ので、配置する際に場所を意識しなければ攻撃が出来ない事もしばしば。
アークナイツのマップには高台と呼ばれるマスがあり、そこにも特定クラスのユニットが配置できます。画像のキャラクターは狙撃と呼ばれるクラスのユニット。要するに銃やボウガンなどで遠隔攻撃を行うユニットです。
基本的に高台に配置するユニットはもろい事が多く、敵側は地上のユニットでも高台に対して攻撃出来る事が割りとあるので油断なりません。
で、こちらは術士。要するに狙撃の魔法使い版と言う感じですね。
たまーに物理に対して非常に硬い敵がいるのでそういう場合に配置したりします。火力は狙撃よりも高い印象はありますが、狙撃と違い敵の飛行ユニットを優先して狙う訳ではない点と、狙撃と同様にもろい点には注意しなければなりません。
術士や狙撃のみにならず、ダメージを受け続ければユニットはいずれ力尽きてしまいます。ではその場合、どうやってユニットを維持するのかと言うと、治療と呼ばれるヒーラーを配置します。攻撃する能力は皆無ですが、味方を守るにはやはり必須。
こちらは補助とよばれるクラスのユニット。敵の足止めを得意とするユニットです。一部の敵はブロック出来ない（＝止めれない）場合があるので、このようなユニットが必要になります。また、強力な敵の進行を遅らせるなどの役目も担う事が出来ます。
最後に紹介するクラスは特殊。「は？」と思われる方もいらっしゃるかも知れませんが本当にそんな名前なんです。しかもその名前の通り、このクラスに分類されているユニットは本当に特殊です。
例えば画像のグラベルと言うキャラはコストが軽く、再配置の時間が非常に短いという特徴があります。アークナイツでは敵にやられてしまう、または手動で離脱などさせると一定時間そのユニットは使えなくなる上にコストも上昇してしまう仕様があります。これは要するに再配置のペナルティみたいな物なのですが、このグラベルはペナルティが極端に軽いだけではなくスキルが再配置する事が前提の物があったりします。
と、これらのユニットからキャラクターを選び部隊を編成していく訳ですが、最初にも書いた通りレアリティが高ければいいとかそういう単純な話ではなく、これがなかなかやりごたえがあって面白い。
同じ先鋒にしてもスキルを発動してコストを回収する、敵を撃破して回収すると言う違いもあります。前衛もブロック1で単体攻撃に特化したり、範囲攻撃に特化、ブロック中の敵全員に攻撃したりと細かく枝分かれしていきます。ここら辺もきちんと見た上で使わないと痛い目を見ます。僕はものすごく見ました。
ちなみにストーリーもしっかり作られており、普通に続きが気になります。画像はイベントの物でギャグ調ではありますが、本筋は結構ブラックと言うか、ヘビーと言うか……ドルフロより救いのない世界でのお話になります。ここら辺はぜひプレイしてみてください。
