ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

最近のネプテューヌシリーズに思うこと

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 本当にこのシリーズは大丈夫なんだろうか?

  このシリーズ、最近本当に大丈夫なんだろうかと結構心配になります。もちろん、僕の好きなキャラクターが出てないと言うのが大きな理由なのですが、スピンオフを連発してる割りにはどの作品も賛否両論ですらないのです。(僕自身がプレイしていない作品も多数あるので何とも言えない所ですが)

 一人のファンとして思う事を書いていきます。悲痛な部分もあると思います。いわゆる「それってあなたの感想ですよね?」みたいな話がメインになりますのでご了承をば。

最近のシリーズの傾向について

 最近は本当にスピンオフとコラボ作品ばかり連発しています。ナンバリング作品は完全版と移植を除くとVⅡ以降出ていません。VⅡが発売されたのは2015年でその完全版となるVⅡRが2017年(それも雑なVRイベントが追加されただけでゲーム的にはほぼ劣化)なので元シリーズのキャラクターがプレイアブルとして参戦しているのは2015年ぐらいでそれ以降は四女神と女神候補生のみ、最近に関しては四女神のみだけだったりします。

スピンオフについて

 スピンオフと一言で言えば簡単な話ですがシリーズ単品によるスピンオフとコラボによるスピンオフがあります。最近はコラボによるスピンオフ作品がメインになってきていますね。

何故ナンバリングを出さないのか

 個人的にはもうネタ切れなのだと思っています。ナンバリングと言ってもちょっとややこしいシリーズではあるのですが、いわゆる本編作品みたいなのですね。

 10年前に出た初代ネプテューヌですが、正直言って続編が出たのが不思議なレベルのクソゲーでした。アップデートである程度は改善された物のやはりクソゲーはどこまで行ってクソゲーです。続編が出た理由を察するのであればイラストレーターつなこさんのキャラデザインの賜物だったとしか言えません。

 実際に次に出たmk2でゲーム性は幾分かマシになり、クソゲーから普通程度のゲーム性になったので大幅な進歩だと思います。恐ろしい事にナンバリングシリーズはこれをずっと使いまわし続けてきていますが。

使いまわしの限界

 ダンジョンの使いまわし、モブキャラの使いまわし、ゲームシステムの使いまわしとあらゆる物を使いまわし続けて流石に限界が来た印象も受けます。流石に新作を遊んでるはずなのに知ってるダンジョンとモブしか居ない現象ははっきり言って異常な事態だったと思います。別作品であるフェアリーフェンサーエフにすらダンジョンを使いまわしていたので異常なまでのリサイクル精神です。

キャラクターの使い捨て率が異常

 キャラクターに対して賛否はあれど色んなキャラクターが居るのにその作品だけ出てきて終わりみたいな事が多々あります。敵とダンジョンは死ぬほど続投させるのにキャラクターをプレイアブルとして続投させない理由がいまいち分かりません。

 VⅡで言えばシーシャなどと言ったキャラクターは面倒くさい(他社がモチーフなので)ので分からなくはないんですが、うずめやプルルートなどと言ったキャラは久しくプレイアブルで参戦しておりません。その作品でのメインキャラですら使い捨てて居るのはどうなんでしょうか。

 プルルートに関しては本編では異常なまで優遇され、既存キャラは散々な扱いだった(特にネプギア)のにも関わらず続編ではとりあえず居るだけかサブキャラみたいな感じでした。(前後のスピンオフにはいましたがプレイアブルだったのは少ない印象)

キャラクターを大事にしているのか分からない

 近辺の作品がコラボ作品なので仕方ないのかも知れないのですがネプテューヌからは四女神ぐらいしか出ておらず、DLCで追加も望み薄だったり女神候補生やメーカーキャラファンはサブキャラで出ていればでいい方、プレイアブルはまず望めない状態が二作も続いているので作品への興味が削がれていると思います。後述の件も相まってシリーズファンも応援する気が無くなってきているのではないでしょうか。

単純に移植を連発しすぎ

 最初の移植はリメイクは兼ねたリバース1ですが、これが好評だったのに味を占めたのか本シリーズは移植を連発しています。当然、リメイクを兼ねていたリバース1ほど変化のある作品は少なく、ファンはついて行けなくなりますがVitaで移植していた頃はまだ応援している方が居た印象でした。(実際にVita時代に結構なスピンオフが出ています)

 ターニングポイントになったのは恐らくPS4でリバース1の完全版を出した辺りだと思われます。(個人的にはVⅡRもどうかと思いますけど)いくら評判の良かったリバース1と言えどシリーズのファンは散々遊んだ作品ですし、そもそもこのシリーズにもはや新規のファンを取り込めるほどの力があったのかと疑問。これが不評だったのかリバース2以降の作品は移植されませんでした。

 そしてトドメになったのがPS5で出すよと言ってユーザーに散々期待させた作品がリバース1の移植だった事。完全版の移植版ですね。これで流石にシリーズとメーカーを見放すと言うか、応援する気すら失せた人が多いのではないでしょうか。こういうとなんですが優しいユーザーに味を占めてしまっていたメーカーの自業自得です。

 我々ファンが買わねば次がないと支えていたユーザーすら見放させるのは流石の一言です。

もうシリーズは単独で出す元気はない

 コラボ作品が連発されている現状を見るにもうメーカー側としても、シリーズ単独で出す企画力も企業体力もないのだと思います。シリーズ自体割とずっと賛否両論でしたがここ最近の作品は「否」が目立つ作品ばかり続いている印象です。近年はそういった話はSNSを通じて即座に拡散されて行くのでやはり作品への印象が悪くなりがちです。

 キャラクターを売るゲームでキャラクターをないがしろにしている作品ばかり出すのだからこれもまた自業自得な気はしますが……。

 そうやってどんどん先細って行った結果、コラボによる話題性で人を集めようとしている印象を受けます。新作である忍ネプはまぁ元々ネプテューヌとは縁がありましたが、ブイブイテューヌに関しては「いや、ブイチューバーとか出されても」となった人は多いんじゃないでしょうか。僕はそうです。

 作品をプレイしていないのでお門違いではあるのですが、実際問題、ちゃんとブイチューバーの方の配信を見るファンの方々が納得できるような仕上がりだったのかと言う疑問もあります。ここら辺は僕がブイチューバーに関心がないので判断が難しい所。

 忍ネプはこれからの情報次第ですが、望みは薄そうですね。

まとめ

 移植の連発、キャラクターの実質的なリストラが続いているので応援しようってファンも減ってるんだぁって印象です。本来、コラボ作品ってお祭りみたいな物で純粋に楽しむ物だと思うんですが、ベースのシリーズですらキャラのリストラが目立っているのでずっと支えていたファンの不満が溜まり溜まっていると言う感じです。そりゃそんな状態がしばらく続いているんだからユーザーは素直に楽しみに待てず、警戒から入ろうってなります。中古で安くなってからいいやってなりますわよ。