ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

【雑記】加害者の未来とは

 先日、ツイッターのトレンドで「加害者の未来」と言う言葉がありました。それを見て思った事を自分なりに書いておこうかなぁと思います。

dic.nicovideo.jp

※わかりやすい記事があったのでぜひ参考に。

 人が加害者になりえるパターンって大きく分けると二つあるじゃないですか。自己で加害者になってしまったパターンと悪意を持って他者に害を加えたパターン。シチュエーションは多いかも知れませんが、分けるならば悪意を持ってやったのか、悪意を持たずしてやってしまった事なのか。

 大前提として、加害者の未来と言う物は「加害者当人が充分に反省し、罪を償った」上で保証されるべき物だと僕は考えます。ここら辺は国が保証している権利なので、どうこうは言えない気もします。

 それで、不意で起きた事故でも太々しい態度を取る方ってたくさんいらっしゃるじゃないですか。「事故やし仕方ないやん、別にわざとやないし」みたいなね。そういう奴は未来なんか無くていいです。どうせ違う場所でおんなじようなトラブル起こすからさっさと処分しといた方がいい。では、しっかり反省して誰が見てもそれを納得できるような態度を取っている方は被害者側の方が決めるべきでしょう。これに関しては、シチュエーション次第でしょうか? 事故で人を殺めてしまって、反省したとしても遺族の方がそれで納得できるのかというと別問題ですしね。

 じゃあ悪意を持って害を為した人間はどうでしょうか。いうまでもなく、そんな奴らの未来なんて保証しなくていいし、守られるべきなんて微塵たりとも思えません。まぁ、だからと言ってそう簡単には死刑にできないし、日本には終身刑も無いし、仮に終身刑があっても国民の税金でそこら辺の資金を補う事になると思われますので、どっちにしても誰もが救われないんですよね。じゃあ得してんの誰だって言うと、加害者だけという。

 専門の人間でも無いのに僕が言うのも非常におこがましい話なんですが、正直いって日本の法律は古いと言う気がしてなりません。ネット社会の現在でもネット周りの法律って凄く曖昧で整備が進んでいない。ネットで誹謗中傷すると捕まるようになった、と言うのもここ最近の話じゃないですか。ネット云々を抜きにしても日本の法律ってやったモン勝ちなんですよね。

 極端な事言うと、悪意で人を殺したとしても、無期懲役なんて言われても10年そこらで出て来れる訳ですよ。一人殺したぐらいじゃ死刑にはならないみたいですし。仮に反省し、更生したとしても個人的にはその人の未来が無いのも正直言って自業自得ですよね。自分の都合を人を殺してる訳だし。まぁ、何にしても加害者の未来を潰してるのは加害者本人ですね。

ja.wikipedia.org

 胸糞悪い話がこれ。そもそものいじめが凄惨過ぎて言葉が出ないのもそうなのですが、学校側の対応がどうしても気に入りませんでした。

www.j-cast.com

 要約すると「一人の被害者の為に10人の加害者の未来、どちらが大事か」と言う物なんですが、いや、どう考えても被害者とそのご家族の方の未来の方が大事でしょうに。一人の被害者って言うけど、これってたまたま一人だっただけですよね。こういう奴らが歳とって、物理的な距離でバラバラになったらその先でまた被害者生み出す可能性って全然あるんですよね。可能性の話なんて言い出したらキリがないのではと思われるのかも知れませんが、そう思われる可能性を作り出したのは加害者達の行いが原因ですし、いじめで人を死に追いやる可能性なんて存在する時点でアウトです。そんな奴野放しにすべきじゃない。

tsuisoku.com

 ではちょっと別の話へ。若い子がスシローの醤油さしを嘗め回した事で色々炎上した訳ですが、まぁ上記の記事みたいな話が出てくるわけで。色々言われてるんですけど、一番ブチ切れたいのって多分店舗なんですよね。会社はいらん損害出るし、店舗はいらん手間を増やされるしで。

 そりゃまぁ人を殺したとかでは無いんですが、これが原因でお店が無くなっちゃうと職を失う可能性が出てくるんですよね。じゃあ食っていく事なんて勿論できなくなっちゃうわけで。

 散々言われていますが、再発を防ぐためにも、模倣犯を出さないためにも厳罰が必要だと僕は思っています。店側だってこんな事されちゃ溜まったモンじゃないですからね。