先月末から数日前までsteamでサマーセールが開催されていましたね。僕がパソコンを新調して初めてのセールと言う事でガッツリとゲームを買いました。
で、今回紹介しますのはtheHunter:CALL OF THE WILD。タイトル通り狩りゲーです。……だと大雑把過ぎますね。狩りゲーと言うとどうしてもカプコンのモンスターハンターが出てきますがあちらほどコテコテのアクションではありません。本作で狩りの対象となるのは実在する動物です。
ゲーム性そのものは非常にシンプルです。痕跡を辿り、動物を発見して銃や弓などで動物を狩猟するだけ。本当にそれだけです。なのにも関わらず、妙な中毒性があります。
痕跡は足跡、糞が存在し、足跡で動物が行った方向、糞で動物がいつそこを通ったかが大雑把に分かります。これを辿っていく事で動物へとたどり着きます。しかし、動物の存在する場所は人間が管理している保護区と言えど相手はれっきとした野生動物であり、人間よりその感覚は鋭い為、走って痕跡を追う事はおろか、立って歩いて痕跡を追ってもすぐ気づかれます。そのためどうしても屈んだ状態で動物を追い続ける事になります。これに関しては慣れてくると糞の時間(糞を調べるといつ頃出したものかが表示される)で歩くぐらいは大丈夫かなと言うのもなんとな~く分かってきます。一応DLCで車が存在しますがそちらは痕跡を追う場合だと論外です。
もちろん動物の種類も足跡で分かります。動物の種類は保護区に寄って大きく変わるので紹介は割愛しますが結構居ます。割と見かける種類も居ればあまりお目にかかる事のない種族もいました。
痕跡を何十分も費やして辿り、何とか動物にたどり着くとようやく狩猟開始です。銃を撃つと言う行為に関しては普通のFPSとなんら変わりないので違和感なく遊べると思います。ただ、いわゆるストッピングと言う足を止めてしっかり狙う必要があるようにデザインされています。
スコープを覗きながら、と言うかサイティングしながら動くと画像のようにものすごくブレてまず狙えません。なのでストッピングが必須になります。
スコープなどのサイトだからと言う事もなく、拳銃でもこうなります。
もちろん本作で行われるのは狩猟であり、戦争ではありません。そのため用いるのはふるくさーい猟銃です。メインで使うであろうライフルは殆どボルトアクション式です。現代の銃のようにバンバン連射する……と言う感じではありません。
また、狩猟を評価する基準として「適切な弾薬であるか」「臓器の損傷」なんかのほかに「発砲回数」もあるので何も考えずバンバン撃つと評価が下がる……と言う事になります。ただ評価が下がっても少ないながら経験値とお金はしっかり貰えますので一応は気に入った銃があればそれだけを使っていくと言う事も出来なくありません。
経験値を獲得するとレベルが上がり、スキルポイントかパークポイントのどちらかが貰えます。これらを消費してパークやスキルを獲得していくとより狩猟が効率的に行える……と言った感じです。便利なスキルもあるのでポイントを入手したら忘れず消費しておく事をお勧めします。
そして本作はなによりもグラフィックが非常にキレイです。適当に散策してても綺麗な自然の中を歩けるのでなかなかに遊びごたえがあります。
マルチプレイにも対応していますので、友人と雑談しながら一緒に狩ってもいいですし、各々で狩ってもいいですし、本当にゆるーく遊べてオススメの一本です。
動作環境 | 最低 | 推奨 |
メモリ | 4GB | 8GB |
CPU | i3 4170 | i7 quad core |
GPU | GTX 660 | GTX 760 |
HD 7870 | R9 270x 4GB |
推奨スペックも(多分)めちゃくちゃ高いという訳でもありませんので手軽だと思います。お値段も基本は2000円ほどで、セール時は500円になったりとお値段もなかなか手を出しやすいのもポイントだと思います。ただ今から要素を全部堪能しようとなるとどうしても結構な数のDLCの導入が前提となってしまいますので結局お値段が嵩む……気がするのはちょっともったいない気がします。ただ追加キャラ一人で600円以上するゲームが基本の昨今で追加ステージが800円前後なので値段その物は良心的な方だと思います。多分。