ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

元フォロワーから来た怪文書の話

 めでたくブロックされたので供養変わりにネタにしておこうと思います。

 朝イチにこれ読んだ僕の気持ちをぜひ考えて頂きたい。

来たDM(原文ママ、名前のみ伏せています)

2020年4月4日 10:19

突然大変申し訳ありませんが、重要なご連絡がございます。

大変お世話になっております。----(編集:ここに名前の記載あり)(以降、彼)の友人です。

名は伏せます。いつも彼がお世話になっております。3月24日の午前に彼が自殺を図りました。幸い命に別状はありませんでした。自殺発見から時系列順に要点をご説明します。

3月24日
・9時20分頃、救急隊員と共に廊下に倒れる彼を発見。
・9時45分頃、病院に到着。直後意識不明。緊急治療室へ。
・10時50分頃、治療終了。しかし死亡する最悪のケースあり。
・11時30分、彼の遺書発見。
・17時、弁護士到着。遺書を元に訴訟準備。
・22時未明、訴訟対象の代表と互いの討論開始。

3月25日
・0時未明、互いの訴訟を取り下げ、互いに関わらない事に決定。

3月26日
・10時未明、警察から事件性があるかどうかの家宅捜索開始。
・ 11時40分頃、彼の遺書の元データを発見。警察で事件性の証拠品としてデータを転送。
・12時、家宅捜索終了。約50錠の抗精神病薬による自殺(未遂)。
・14時未明、彼が目覚めるが精神的ショックの為か喋れない。後に心因性失声症と診断。

3月27日
・14時30分頃、心因性失声症の治療及びカウンセリング開始。
・17時、今後の方針が決まる。配信アプリの即削除。Twitterアカウントの削除(退院後からいつまでは不明)。

3月29日
・2時未明、彼の容態急変。意識不明へ。すぐさま看護師を呼び緊急治療室へ。
・6時未明、彼の意識は戻ったものの、手の震え等から精神的に不安定で、なんかしら肉体的ダメージも相当受けている。
・11時40分頃、彼が病室に戻る。医師からは、「数十分遅れていたら亡くなっていた。」と言う。

3月30日
・13時未明、彼が怯え何から逃げようとしていた。後にPTSDと不安障害が同時に発生したという事が判明。自殺のケースあり。
・19時、彼は落ち着き始め精神的にも安定している。

3月31日
・他の病院からの連絡で、自殺する数日前に子供を庇って交通事故。医師や看護師を押し除けて即日退院した模様。
・18時15分頃、病院側から感染症の増加で、病床不足や医師不足により、退院を早めることに決定。心因性失声症が治るか治らないは関係なく、4月上旬に退院。

以上となります。
4月以降は、彼は落ち着いているので説明致しません。ただ心因性失声症だけは治って欲しいものです。彼と私は筆談で行っていますが、意思疎通が難しく会話で、お互い分かりやすく話し合った方が望ましいです。
この度は、彼のフォロワーさんの皆様にご迷惑をおかけして、誠に申し訳ございません。

----ここまでDM

 と言うのが数年前に届きました。ツッコミどころ多いでしょう?

 

>救急隊員と共に廊下に倒れる彼を発見。

 突然自殺現場に現れてるんですよね、これ。ご友人が会いに行って倒れていたとかじゃなくて既にもう救急隊員と居るんですよ。まるで自殺をするのが分かってたみたい。

 

>幸い命に別状はありませんでした。

 死んでなければ命に別状がないとは書くのは普通ではありません。別状がない=命に関わる事ではなかったと言う事になるのでそもそも自殺未遂ですし、最悪無くなっていた可能性があると言う事ですので別状がないと言うのは不自然極まりないですね。普通に幸いにも死に至る事はありませんでしたでよかったと思います。これで本当に友人が命に別状がなかったと書いてるのであれば申し訳ないですが、その方は結構な鬼畜です。

 

>22時未明、訴訟対象の代表と互いの討論開始。

 未明の使い方が間違っています。紛いなりにもご自身で文章書きを名乗るんであれば意味を調べましょう。夜が明けきらない時間帯を表す言葉で22時のどこかみたいなノリで使う単語ではありません。ちなみにこの誤用はずっとありますね。

 

>3月29日
・2時未明、彼の容態急変。意識不明へ。すぐさま看護師を呼び緊急治療室へ。
・6時未明、彼の意識は戻ったものの、手の震え等から精神的に不安定で、なんかしら肉体的ダメージも相当受けている
・11時40分頃、彼が病室に戻る。医師からは、「数十分遅れていたら亡くなっていた。」と言う。

>3月30日
・13時未明、彼が怯え何から逃げようとしていた。後にPTSDと不安障害が同時に発生したという事が判明。自殺のケースあり。
・19時、彼は落ち着き始め精神的にも安定している。

>3月31日
・他の病院からの連絡で、自殺する数日前に子供を庇って交通事故。医師や看護師を押し除けて即日退院した模様。
・18時15分頃、病院側から感染症の増加で、病床不足や医師不足により、退院を早めることに決定。心因性失声症が治るか治らないは関係なく、4月上旬に退院。

 

 いや、シンプルに疑問なんですけどほんの数日前に死にかけてた人間をコロナ禍の真っ最中で病床の問題あると言っても退院させる病院あります? 直前までICUに入ってますぜ?

 別の病院とは言えど、同じコロナ禍でも病院はケガで(程度はあるでしょうけど)退院を引き留めてるんですよね。引き止めるレベルのケガだから結構なモンでしょうけど、そんだけ元気なら別に即座に命に影響があると言う訳でもないんでしょうし。ケガで引き止める病院があるのに命に影響を及ぼす状態の人間でも退院させちゃう病院とかあるんですかね? はっきりPTSD発症してるって書いてるから本人の意志で退院出来なさそうですけど(=自己意志で問題ないと判断できない状態だし)。うちの病院では病床足りないから余裕ある病院に移送するね!とかはありそうだけど。

 

>・19時、彼は落ち着き始め精神的にも安定している。

 安定している(治ったとは言ってない)落ち着いたから問題なし、ヨシ! ってなる病院はヤブでしょうよ、いかんですよ。

 

 細々と突っ込んでると多分永遠に終わらないので無理やり打ち切る訳ですけど、どうしても気になるのが「突然自殺現場に現れた人たち」と「ケガでも引き止める病院があるにも関わらずワンチャン死んでた可能性がある人間を退院させる病院」の二つなんですよね。

 この方、当時の前後のツイートで頻繁に自殺未遂を報告するツイートがあったんですよ。これは僕自身の経験ではなく、友人の話で恐縮なんですけど自殺未遂の人間ってまず精神病院にぶち込まれるらしいんですよ。それで自殺未遂の人間は隔離病棟の地獄みたいな場所でガチガチに拘束されてトイレすら満足に行けなくなるそうです。この記事を見てる方には正直証明のしようがないのが大変もどかしいんですけど、少なくとも僕の立ち位置では「自殺未遂! はい警察! はい帰宅!」とはならん訳なんですよね。多分、二回目の時点でそう簡単には出れなくなる。

 精神病院に入院された方のブログとか探せば出てくるんですよ。で、やっぱり思い詰めて自殺未遂に至ってしまった方が多い。でも読んでると拘束されて身動き取れない事が切っ掛けで冷静になれる方が多かったんですよ。本当に辛い思いをされた方々を見世物みたいにするのは嫌なので、リンクは貼りません。ぜひ調べてみてください。

 

 結局のところ、当人にしか本当か嘘か分からない話ではあるんですけどね。ただ僕としては信じるに至る要素が一つもないんですよねぇ。多分、この方を詳細に語るとなると僕が昔に書いた自分語りの記事なんか比にならないレベルの文章量になります。気が向くとかくかも知れません。