ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

ウォーハンマーはじめました&僕と同じ初心者さんに言いたい事&公式ストアの接客が半端ねぇって話

 まさかこの歳で新しい趣味が出来るとは思いませんでした。

 完全に予想外です。現在では、年末との友人のゲームプレイに向けて色々準備を進めている段階です。

沼の始まり

 事の発端としては普段ツイッター(面倒なので本ブログではツイッター表記で統一します)では呟かない友人があれこれが欲しいと頻繁に呟いていたので、流石になんやねんと調べたのがキッカケでした。

 

 ウォーハンマーはミニチュアを用いたテーブルトップゲームと言うのが正しいのでしょうか。なにせ、僕が踏み入れた事のない世界です。知識が全くないと言う意味では結構ビビっていました。

 

 で、調べた結果、ミニチュアの造形がスゴいんですよね。元々プラモデルを楽しんでた身分としては、あれこれと惹かれるものがありました。ので、最初は画像の通りペイントだけ楽しむつもりだったんですが、気づいたらゲームでも遊んでみたいと言う欲求が出てきていました。

 なので、あんまり褒められた事ではないのかも知れませんがメルカリで上記の物を買いました。アルティメットスターターの流用なので非常に安かったのだと思いますが、はっきり言うとこれが沼の始まりでした。

 

 ちなみに僕が選んだアーミー……いわゆる陣営ですが、ティラニッドと言われる宇宙怪獣の陣営です。

 これはノルン・エミッサリーと呼ばれるミニチュアですが、これのデザイン、妙にスタイッリュだと思いません? 特にこのノルンはヒロイックなデザインだと思います。化け物として見るにはスタイリッシュが過ぎる。……まぁこれは一例でしかないのですが、全体的にデザインがツボだったのでティラニッドを選びました。

 ちなみにティラニッドにおける一般的な歩兵のターマゴントのミニチュアの大きさはこんな感じ。めっちゃ小さいです。

 ……ところで、ターマガントなのかターマゴントなのかどっちなのでしょう? 公式的にはターマガント明記なんですが、ユーザーの中ではターマゴントと書かれていたり、呼ばれている事が殆どな印象があります。よろしければ、有識者の方が居ましたら何かご教授頂ければと思います。とりあず、略称であるタマゴさんが可愛いので今後のうちのブログではターマゴントとして書きたいと思います。

僕と同じ初心者の方へ

(画像はウォーハンマー40000における主人公的な立ち位置のスペースマリーン)

 ゲーム方面ではまだプレイしていないのでそこに言及出来ませんが、そこまでの準備……つまり作る段階でのアドバイス的な事をかいておきたいと思います。

 ウォーハンマーで遊ぶにはミニチュアが必須なのは大前提ではありますが、必ずしも塗装が必須と言う訳ではありません。僕は現場を見た訳ではないのですが、塗らないで遊ぶ方、サフだけ吹いている方も居ると言うお話も見ました。……が、どうせなら塗って遊んでみたいと言う欲求が出てくると言う物です。その際にこうするといいよ、と言うのを僕なりに纏めてみます。

ガンプラとは違い、くみ上げた状態で纏めてサフを吹く方が楽と言う事

(バトルオナーより)

 ガンプラにしろなんにしろ、元々プラモデルをたしなんでいた方だと上記写真のようなサフの吹き方は度肝を抜かれると思います。正直言って僕も最初は「んなアホな」と思いました。

 

 プラモデルにおける基本として、一度仮組みをして諸々を確認した後、出来るだけ分解してからサフを吹き付ける訳ですが、なにせこのウォーハンマーと言うゲームは、陣営に寄っては数十体のミニチュアを用意する必要があります。僕が選んだティラニッドではタマゴさんが編成で最低十体なので、使うなら十体塗装せねばならん訳です。

 

 なので、普通のプラモデルみたいに一体一体丁寧にサフを吹いて塗装していたら多分定命の存在である我々ではたぶん一生遊べませんし作り切れません。なので仮組みでもいいので、組み立ててからサフを吹いた方が楽です。これだけは断言できます。また、理想としては一体ずつサフを吹くよりは最初のうちにある程度まとめてサフを吹くのが楽ですね。

 画像のようなハンドルを用意しなくてもサフ吹く時は一体ずつ吹いて、数だけは纏めて吹く(要するに数体ずつ纏めてサフを吹くと言う作業にする)とかでもいいと思います。つまり、塗装待ちのミニチュアを常にある状態にしておく方が楽、と言う事ですね。と言っても、後ろがつかえてると息が詰まると言うのもありそうなので、加減は大事です。

 このサフと言う作業、作業している時間は短いものの、乾燥待ちの時間とかあったりするので合間合間で吹くと楽できます。

 僕はサフを吹く→(あれば)ミニチュアを仮組みし、サフ待ちの状態にする(ゲート処理などで結構時間が掛かる)→ミニチュアを塗装orサフを吹く、のルーティンでやっていました。小分け出来るケースなどがあるのであれば先にゲート処理を済ませるとめっちゃ楽でした。

 

 キット次第でこの辺りは変わるので一概にこうと言う答えはないと思うのですが、僕は塗る時はバラした方がやりやすいので接着しないでいいキットなんかは僕はバラしやすいようにしてからサフを吹きました。スターターセット付属のミニチュアとかはこの方法の方が楽だと思います。

 

 角材とか、細長い箱とかに両面テープでミニチュアをベースごと固定してしまえば簡単にまとめてサフを吹けます。写真のようなハンドルがあれば楽だと思いますが、ここら辺は創意工夫でどうとでもなりますので、あれこれ考えるのも結構楽しいですよ。

www.youtube.com

 上記の動画が個人的には分かりやすいかなと思います。動画通りにする必要はありませんので、色々考えて試してみるとその過程も楽しめるはずです。

サーフェイサーについて

 サーフェイサーと言っても色々あります。……ちなみに、かいつまんで言うとサフは下地塗装の事です。

 ゲームズワークショップ(以下GW)的にはケイオスブラックなどと言った、純正品的なサフを推奨しています。ですがまぁ、これが高いんですな。大体2800円ぐらいします。国内メーカーのサフだと600円から800円ぐらいで買えます。(ぶっちゃけ内容量で言えば値段的に極端に高いと言う訳ではないのですけど)

 なので、ぶっちゃけた話をするとGWが推奨しているサフじゃないとダメと言う事はないですね。国内メーカーの物でも全然大丈夫です。代表的な所で言えばクレオスのサーフェイサーでも大丈夫です。

 

 これらの違いは色は勿論の事、主要成分とかあるんですが、一番の違いは缶の勢い……ガス圧の強さですね。

 ミニチュアの造形は細かく、モールドも細かい。GW推奨のサフは海外製品故か、国内メーカーのサフよりガス圧が高く、それらに比べてミニチュアに適していると言えます。そもそも、ミニチュアに対しての使用を想定しているので当然と言えば当然ですね。ただ、勢いがめちゃくちゃ強いのでサフを吹き付ける時はしっかり固定しておかないとミニチュアがぶっ飛びかねないので注意しましょう。僕も最初はびっくりしました。想像の数倍は勢いが強いです。

 国内メーカーのサフでも塗り重ねればそういったモールドに入っていくと思いますが、慣れていないうちにサフを塗り重ねると小さなモールドを潰しかねない危険性もあるので、よほど予算が厳しいとかでない限りは基本的にはGW推奨のスプレー缶のサフを使うのをおすすめします。(塗り重ねる必要があまりないので楽と言う一面も強い)

 逆に元々スケールモデルとかをたしなんでいた方は国内メーカーのサフでも一切問題ないと思います。僕も実際に不便は全く感じませんでした。

 

 ただどちらを買うにしても結構強めの臭いがしますので、作業環境には充分注意してください。人に寄って違うと思いますが、ケイオスブラックは絶望的に臭かったです。でも一般的にはラッカー系統の方が苦手な人が多いのかな?

 

公式ストアの接客が半端なかったって話

 最初買い物に行った時、ペイントコンテストが開催されていた関係でご案内できずごめんなさい! と謝られてしまいましたが、先日お邪魔した時、それはそれは丁寧に対応して頂けました。買うだけ買って帰るつもりだったんですが、つい長居してしまいました。

 

 大阪在住の僕はなんば店にお邪魔したのですが、積極的に声を掛けて頂いて質問しやすい状況を作ってくださり大変助かりました。ベースカラーの塗装が終わった後に仕上げでどの色を使うのがいいのかだけ聞こうと思ったら仕上げの仕方まで親切丁寧に全部教えて貰いました。店員さん一人しか居ないんですぜ? 僕以外のお客さんもいらっしゃるんですぜ?

 ただ積極的にイベントを開催されているようので、お近くのストアに行く場合はツイッターを見ておくのが無難ですね。なんなら無料でペイント体験できるらしいので、お時間がある時に立ち寄ってみてください。

 

 なんにしても、公式ストアと言う事で塗装の事だけでなくゲーム方面の事も他のお店より訪ねやすいと思いますので、興味はあると言う場合はまず最初は公式ストアに行って聞いてしまうのが一番楽ですし確実です。

 ただ店員さんも人間なので忙しかったりでどうしても対応できない場面もあると思いますので、そこはケースバイケースで。大人の対応をしましょう!

 公式ストアに無いミニチュアを別のお店に買いに行ったんですけど、そこでも店員さんが声を掛けてくださったんですよね。

 昔よりは人が増えたそうなのですが、まだまだ国内では発展中のコミュニティと言う事で、こういう専門的なお店の店員さんは話好きで丁寧な方が多い印象です。初心者でティラニッドのミニチュアが欲しいと言うとすぐに案内していただけました。

 その上で「ご自身がかっこいいと思えるかが一番大事ですよ!」と言って貰えるので、選ぶ側も自分の欲しいミニチュアを選びやすいと思います。

 最初はまず、恰好いいと思ったミニチュアを完成させてみる、と言う事に挑むのがよいかも知れませんね。プラモデルの側面がある以上は、気長にやっていくと言うはとても大切です。

 タマゴさんの様な大量に用意するのが前提のミニチュアも最初は尻込みすると思いますが、作って塗装しているうちに手順が最適化されていくと思いますので、どんどん作業に要する時間は減るようになると思いますので、やってみると意外と大丈夫です。(僕は二十体塗り終えて達成感や徒労感よりもうタマゴさんが塗れないと言う虚無感に包まれましたが)

 二度目になりますが、なんにせよ気長にやりましょうと言う事です。プラモデルで消費期限がある訳ではないので、急ぎ過ぎて台無しになるぐらいならゆっくりやるぐらいで充分だと思います。

 ペイントの手順は現代らしく動画で手軽に確認できるので、躓くと言う事はないはず。とりあえず最初は公式ストアへ行ってみましょう。そして沼に落ちましょう。