現在、76をプレイできる環境にはありませんが、それでもやはりアップデートを重ねた今でもユーザーの評価は芳しくありません。3をプレイして、改めて思った事があるので記事にしておこうと思います。
↓以前かいた記事です。参考になれば。
76はクソゲーみたいな風潮と言うかそういう評価が多い傾向にありますが、僕は決してそこまで酷い物とは思っていません。以前の記事でも書いた事ですが、FOと言うゲームの世界観を友人と一緒に探索できるなんて最高の一言に尽きます。僕以外にもオンライン化を望んでいたユーザーは必ず居たはずです。
では何がダメだったのか? アイデアでしょうか。……もちろん、それもあるかもしれません。あたらしい要素なんかは手放しで褒めれない場所も多かったです。じゃあ何が悪かったのかと言うと、アイデアに対する『アプローチ』の仕方だったのだと思います。
僕は友人とオンラインで遊べるFOが欲しいと思っていました。が、不特定多数と遊びたい訳ではありませんでした。言ってしまえば、オープンワールドのマルチプレイをしたいと言っても知らない人と関わりたくなかった訳です。PVP要素は限りなく失くせますが早い物勝ちのロケーションの確保、自分は奪い取る気が無くても他のプレイヤーが確保した場所を奪い取りに来たり(人気の場所は特に)……これを面白いと思うユーザーは居るのかも知れませんが、ここまで悪評が多いという事は望むユーザーが少なかったという事の表れだと思っています。
ではどうするのが正解か? と言うと絶対これだと言える物はありませんが、僕はマップはオープンワールドのままでクローズドなワールド……つまり不特定多数のプレイヤーが一つのサーバーに接続するのではなくフレンド同士のワールドの参加したり招待しあったりと言う仕様が一番無難だったんじゃないかな、と思います。と言うか、76の情報が出た時はそういう仕様なんだろうなと勝手に思っていました。
多分NPCが居ないのもメタ的観点で言ってしまえば本作の仕様が一番大きいと思うのですがフレンドのワールドに入る形であれば居ても問題なかったんじゃないかと思います。クライアント側はホストのユーザーが何かするまで手出しできない、或るいは攻撃しても意味がない……みたいな感じにしておけばよかったはずです。つまる所、オンラインで一緒に遊べる程度にとどめておけばよかったはずなのです。オンライン前提と言うデザインが間違ってたのかな、と。
結局のところたられば論の上に結果論な訳ですが、決して発想は悪くなかったはずなので、またオンラインで遊べるFOが出るのであれば『ユーザー』が何を求めていたのかきちんと向き合ってから作ってほしいものです。