ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

ドールズフロントラインと言うゲーム①

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 そう言えばキャラクターや銃には触れてもゲームそのものには触れていませんでした。ので、ゲームの紹介や、プレイしていて思っている事などを書いておきたいと思います。いい事も悪い事も遠慮なく書きますのでご了承ください。

 


●ドールズフロントラインとは 

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(画像のキャラクターはドラグノフ狙撃銃ことSVDの戦術人形)

 ドールズフロントライン(旧題:少女前線)はメタ的な表現をすれば銃を美少女化したRPGあるいはSLGと言うゲームになります。

 また、世界観もかなり凝っており、擬人化したゲームと言う情報だけでプレイすると間違いなく痛い目を見ます。詳細は後日に書きますが基本的に救いがありません。

 キャラクターは大きく分類するとハンドガン(サポートメイン)、サブマシンガン(回避によるタンク又はサブアタッカー)、アサルトライフル(バランスのいいアタッカー)、ショットガン(防御力によるタンク)、マシンガン(火力と速射によるアタッカー)、スナイパーライフル(命中率と火力によるアタッカー)が居ます。と言ってもこれらはかなり雑な分類でスキルやステータスで差別化されていますので一概に表現するのはなかなかに難しいです。

●本作の最大の魅力

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 本作の魅力はやはりキャラクターであると言えます。ビジュアルから察するのはなかなか難しいですが本作はかなり硬派なゲームで、所詮美少女が好きなオタク向けゲームだと高を括るとケガをします。とは言えやはりキャラクターが最大のコンテンツであるには違いないはずです。

 銃の出てくるゲームをプレイしていれば好きな銃もあるでしょうし、そっちで推してもいいですし、銃は興味ないけどキャラが好きなので……と言うのも全然ありです。もちろん、SLGのゲームなので強いから使うと言うのもありです。多数いるキャラクターからぜひお気に入りを見つけてみましょう。

 良くも悪くも難易度に直結するとは思いますが、普通にプレイする分には好きなキャラクターでゲームを進めても問題ありません。個人的な体感ではありますが、ストーリーを進めるぐらいだときちんと育成していれば問題を感じませんでした。

●キャラクターの特性を正しく理解する必要がある

 しかし、好きなキャラクターでプレイしても問題ありませんがそのキャラクターの役目やステータスを正しく理解しなければ意味がありません。このキャラが好きだから使う!と言うのも大事ですが適当に放り込むだけでは意味がないのです。キャラへの愛は大事ですがそれ以上にキャラに対する理解が必要となります。

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 それもそのはず、ドルフロと言うゲームには能力やスキルだけでなく、陣形効果と言う特定の銃種にバフを与える要素が存在します。つまり、出来るだけこのバフ効果が相互作用しあうように編成を組むのが望ましいのです。

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 例えば画像で選択しているキャラクターは自身の背後の三マスのアサルトライフルにバフを与えています。火力は会心率はアタッカーとなるアサルトライフルには重要な要素です。真後ろはサポートのハンドガンですが、その上と下はアサルトライフルなのでバフを掛けたいアサルトライフル全員が範囲に入っています。

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  そして画像のアサルトライフルは目の前三マスのサブマシンガンにバフを与えます。タンクとして運用するサブマシンガンには欲しい回避を補助してくれます。

 基本的にサブマシンガンアサルトライフルに、アサルトライフルサブマシンガンに、ショットガンはマシンガンに、マシンガンはショットガンに、スナイパーライフルはハンドガンへ、そしてハンドガンはすべての銃種にバフを与えます。こちらも例外がいくつかありますが。

●さらに重要な『スキル』

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 どのキャラクターも必ずスキルを所持しています。画像のNZ75は敵全体にデバフを掛ける事でタンクへの被害を減らしてくれます。スキルの種類は大まかに分けてバフ(自身、または陣形効果内にいる人形へ)、デバフ、各種手りゅう弾系などに区別され、デバフや手りゅう弾は基本的に使い得ですがバフに関しては少し考慮する必要がある(場面を選ぶなど)スキルも存在していますので、効率的に運用するのであれば意識しなくてはなりません。ですので、やはりスキルは多種多様ですので効果を正しく理解した上で運用がやはり望ましいところです。加えて、1回目の発動までの開幕CT(クールタイム)や通常のCTもありますのでこちらも一考し、編成を考えるのも楽しみの一つです。

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 ちょっと特殊なスキルの例。単純なアクティブやパッシブスキルだけでなくこういう少しだけ頭をひねる必要のあるスキルも存在してます。……面倒であれば単純なスキルを持つキャラクターを使うのをお勧めします。バカな僕はそうしています。

●実際の出撃/戦闘の流れ

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 まず、自身の部隊を司令部や飛行場に配置する事が前提となります。これはのちに書く夜戦でも同じです。ただし、自身の配下に司令部が存在する場合は必ず司令部に部隊を配置する必要があります。

 勝利条件は基本的に敵の司令部を制圧するか、夜戦であれば敵部隊の全滅になります。敗北条件はこちらの司令部が制圧される事、夜戦であれば自身の部隊がすべて撃破されてしまう事になります。各種条件そのものは大体シンプルです。

 基本的に配置した部隊を動かすのも、新しく部隊を配置するのも行動ポイントを消費します。ですが初期は大体2しかなく、クリアするとなると少し厳しいと言わざるを得ません。ではどうするのかと言うと各地に存在する『飛行場』を制圧していくのがキモです。飛行場は制圧すれば部隊の配置・撤退が行えますし、補給も行えます。すべて制圧する必要はありませんが、敵が制圧した状態だと敵の増援が沸いたりするので基本的には制圧するのがベターです。

 飛行場に限らず、制圧したいマスがある場合はそこに部隊を配置しターン終了すれば制圧されます。しかし、敵が制圧したマスに囲まれていた場合は『包囲占拠』が発生し、制圧しても返しのターンで即座に制圧し返されたりします。これを意識する必要もあります。しかし、この包囲占拠はこちらも行えますので上手く使えば有利に進める事も出来ます。ゲームを進めるとこれを行う事で弱体化する事が出来るボスも居ますのできわめて重要な要素です。

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 部隊には配給と弾薬と言う概念が存在しています。これらは簡単に言ってしまえばスタミナと交戦可能回数を示す物です。配給が無くなれば部隊は撤退してしまいますし、弾薬がない状態で交戦してしまうと一方的に攻撃されるだけのカカシになります。配給はともかくとして、弾薬は随時補給しないと厳しい事が多いので飛行場の制圧が重要になる訳です。

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  敵のいるマスに自身の部隊を進ませたり、自分の部隊がいるマスに敵が来たりすると戦闘が始まります。

 戦闘は基本的にオートで進みます。と言っても、通常攻撃を自動で行ってくれるのみです。スキルは右上のAUTOを弄らないと自動で発動してくれませんので注意が必要です。スキルの手動発動は対応したキャラの顔アイコンをタップすれば発動できます。

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 画像ではちょっと分かりにくいんですが、戦闘中はリアルタイムで配置を変える事が出来ます。(この際、陣形効果は消えません)雑魚専では行う事がありませんが、一部のボスは範囲攻撃を行ってくるのでその範囲から逃れる為に配置を変える必要が出てきます。無理してやる必要はないのかなと思いますが、これをやるとやらないでは部隊が受ける被害が大幅に変わるのでなるべくやるのが望ましいかと。

 これらが戦闘における基本の流れとなります。効率的に進めるにはやっぱり敵にあった編成が必要ですし、なるべく色んな部隊を作っておくと柔軟に対応できてよいでしょう。

●本作の最大の癌である夜戦とは

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 夜戦は文字通り夜戦な訳なのですが、なにが問題なのかと言うと視界が著しく制限される事と命中率が激減する事です。後者はPEQと言う装備を付ければ大幅に軽減できますが前者が問題で、視界が悪い中で部隊を進める必要がある割には制限時間があったりします。各地のレーダーを制圧したら視界も大きく開かれますが先ほど説明した包囲占拠の件もあり普通に占拠できない事もしばしば。

 ざっくり言ってしまえばプレイヤー側だけが無駄に理不尽で面白くない縛りプレイを要求される訳です。任務の種類は通常、緊急(高難易度)、夜戦と存在しているのですがすべての任務にきちんとしたストーリーが存在するのでストーリーを追いたいのであればこの面白くない夜戦をプレイしなくてならないのです。それだけならまだしも、行われる大型イベントには必ず夜戦が存在していて、普通にプレイしても面倒くさい夜戦が更に面倒くささでブーストが掛かり、本作の最大の癌となります。

 と言う訳で今回はここまでにしておきます。次回は細かい要素をぼちぼち書くかも知れません。気が向いたらね!