ユイノートver.02

いろいろ気ままに書いています。

プレイしたいけど、クリアしたくない。少年の心をもう一度。『星のカービィ スターアライズ』をプレイした感想と雑談

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 十数年ぶりに本シリーズをプレイしました。その感想です。

 雑談

  誰しも、思い入れのあるもの――取り分けその思い入れが強い物があると思います。ゲームと言うカテゴリに置いて、僕にとって『星のカービィ』と言うシリーズは一際思い入れの強い物でした。それはなぜかと言うと、生まれて初めて買ってもらったゲームが『星のカービィ2』だったのです。(多分94年か95年ぐらいの話)

 その後もシリーズを買ってもらう事はちょくちょくあり、スーパーデラックス、夢の泉デラックス鏡の大迷宮と買って貰って遊んでいました。

 ですが不思議な事に、或る時を境にパタンとシリーズを遊ばなくなりました。別にカービィと言うシリーズもキャラクターも嫌いな所か大好きなんです。けれど遊ばなくなりました。無論、ハードの移り変わりとかもあったんですが、少なくともDSと3DSの作品は遊べたのにも関わらず遊ぶ事はありませんでした。それはきっと、僕の趣向が変わったのもあるのですがなんだかんだで年齢を重ねているからです。

 このシリーズは基本的にはお世辞にも難易度が高いと言えず、どちらかというとアクション初心者向けのゲームです。ファンシーでポップな世界観を可愛らしいキャラを操作して手軽にアクションを楽しめる……故にこのシリーズが愛されているのですが、年齢を重ねてしまうと物足りなさを感じてしまうのかも知れません。

 さて、ここで話をがらりと変えますが、スマブラSPでは僕はカービィを使っています。64以降のシリーズでは最弱に近い所に常に居ますが、拘りとして使っています。何故かというと話は簡単です。キャラクターが好きだからです。もちろん、きっかけはあります。Youtubeで動画を見て居たら本当に突然、アニメカービィのオープニングがおすすめ動画に上がって来ていたのでそれを見たのがきっかけです。動画を見て「あぁ、僕が小さい頃に本当に好きだった物はこれなんだなぁ」と非常に感慨深い気持ちになりました。それと同時にカービィと言うキャラクターをスタメンで使って行く事を決意しました。

 次にスターアライズを遊ぼうと思ったきっかけは友人です。「好きなら折角ハードあるんだし遊んだら?」と言われて「確かに」と思っていたのですが、いかんせん中古の値段が下がらない。僕が見ている環境では新品よりちょい安い値段でしか売っていないのです。(貧乏性が爆発)なのでもう開き直ってダウンロード版を買いました。これでソフトの入れ替えとはおさらばだぜ!

 さて、僕が遊んだのは鏡の大迷宮以来(2004年)で今年が2019年ですので、実に15年ぶりです。僕が当時小6か中1なので、人に寄ってはすでに家庭をお持ちの方が居てもおかしくはない年月が過ぎています。余談ですが、僕は90年生まれでカービィは92年生まれでほぼほぼ同期です。お互い歳を取ったなぁ。あの可愛いなりしてアラサーなんです。意外でしょう?

ゲームの話へ

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 恥ずかしい話、ゲームをプレイして数分で涙がぶわっと出て止まりませんでした。何故ならば、僕は変わってしまったのにカービィは全然変わってなかったんです。もちろん、細かい所は変わってはいるんですけど、根本的な所は全然変わっていません。そう、僕が大好きだったまんまのゲームだったんです。

 本作での新要素は画像通りハートを投げつけて敵を仲間にするフレンズハートと仲間にしたフレンズと協力する事で行えるフレンズ能力です。と言っても難しい要素ではなく、能力持ちの敵ならば大体ヘルパーとして連れて行けて、ステージの仕掛けを解くために仲間のフレンズに協力してもらう必要があるのでそこでフレンズ能力を使うと言った感じ一度遊んでしまえばスルりと入っていけるかと思います。

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 ワールドマップもついに自由に操作できるようになってました。特別アクション要素がある訳ではありませんが回収できる物があるのでグリグリ動かす事をお勧めします。あと仲間を連れてたらゾロソロと後ろを着いてきて可愛い(小並感

 グラフィックはシリーズ最高レベルで綺麗です。流石に表現力の高いマシンへと移行しただけあります。これを機に新しいシリーズを期待したいところ。

 フレンズ関係を除けばいつものカービィと言えば一番伝わるかと思います。ずっとシリーズを遊ばれている方からは流石にマンネリ感を指摘されてしまっているようです。確かに、ずっとこうと言うのはマンネリと言うよりも寂しい気はする。

 なので本作をお勧めしたい方と言うのは僕と同じように「昔は遊んでいたけど気づいたら遊ばなくなっていた人」になります。もちろん、直前のシリーズを遊んでいる方でもある程度は楽しめるかと思います。けれど、久しぶりに遊ぶ方は『綺麗になったカービィ』『いい意味で変わらないゲーム性』で何倍も楽しく遊べるのではないでしょうか。

 基本的に本ブログでこういうレビューチックな記事を書く場合は低限クリアしてから書くようにしているのですが、本作は実をいうとまだクリアしていません。恥ずかしながらバンバン遊びたいという気持ちとクリアせずこの世界に浸っていたいと言う気持ちがぶつかり合ってクリアに至っていないのです。

 僕もカービィもすっかりおじさんと言う年齢になりましたが、子供のころから変わらず存在しているシリーズがあるというのは素敵な事ですね。