意外と手を出してなかったホロサイトのレプリカに手を出してみました。
スタイルは完璧なんですよ。スタイルは完璧なんですが……
金属製でガッチリしていますので結構頑丈だと思われます。レティクルに関してもにじむとかは無く、問題はありません。
近年はレプリカと言っても品質はドンドン上がって来ていて、きちんと物を選べば見た目に関しては本当に刻印の有無ぐらいしか見わけがつかない物が増えてきています。ユーザーとしてはうれしい限りですが、この品質が悪い方向に生かされないといいですね。
さて、このサイト何が問題なのかと言うと全体的にレンズが暗いんです。暗いと言う事はすなわち、サイトを通してみた際の風景も暗く見える訳です。
もちろんの事個体差はあると思いますが、上記の写真だと分かりやすいと思います。安価なドットサイトは基本的にレンズの明暗に差が酷いです。見やすい物は見やすいですが見難い物はとことん見難いです。こうやってレンズが暗いと、暗い所を狙う際に反射が酷いと言うデメリットがあります。
これは極端な例ですが、こうやって傾ければ向こうが見えないぐらい周りの風景が映りこみます。と言うか、普通に覗き込んだ際も自分の顔面が映ると言う不具合が割と起こりえるのでメンタル的なダメージはデカいです。
レプリカなので実質的な仕組みはドットサイトです。レンズに光を反射させている訳ですが、これに関して罠が一つあって僕が購入製品についてはレティクルの形状を変化させる事が出来ず、ホロサイト式のレティクルになります。大き目の円がその中心にドットがあると言う形の奴ですね。
僕は科学方面に関してはさっぱりなのでこの現象をなんというのか知らないのですが、こういったドットサイトは遠くから覗けば覗くほどレティクルが大きく映ります。レンズが平坦ではなく湾曲しているのがその理由のようです。平坦であっても遠くから見ると大きくなりそうではありますが、そこらへんは科学が得意な方にお任せします。とにかく、ホロサイト式のレティクルだとレティクルのサイズが大きすぎて見難いと言う事ですね。好みが分かれる所ではあると思いますが、僕は凝った形状のレティクルよりは普通のドットの方が見やすいです。
今回のホロサイトでドットサイトでは一通り試した事になります。オープンタイプの物（一枚レンズの物）、チューブタイプの物、そして今回のホロサイト型のドットサイト。人に寄って構え方、覗き方が違うので一概にコレがと言うのは難しいのですが結局僕はあまりオススメされていないオープンタイプのドットサイトが一番使いやすかったです。覗きやすさで言えばオープンタイプなんですが、個人的にはスタイルが好きじゃないんですよね。うちにある銃は殆どがサブマシンガンとアサルトライフルなので装着した際にはサイトが小さくてちょっと不格好に見えてしまいます。そういう意味でもやっぱりオススメされるのはチューブタイプのドットサイトだったりするのかなと。チューブタイプの物はレティクルがシンプルなドットだったりするので大きく見える事もありません。レンズの明暗に関しては僕が購入した物は大丈夫でしたが、やっぱりこちらも暗い個体は出てくると思います。（ホロサイト型とほとんど仕組みが同じなので）
それでもホロサイト型のレプリカの人気が高いのは実在している軍が使っていると言う点なのでしょう。各国の軍隊の装備とか見ると結構ホロサイトが銃に乗ってますしね。
daimonseibukeisatsu.militaryblog.jp
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なので手先が器用な方は上記リンクを参考にレンズを交換してみると良いかも知れません。俺は富豪だぜワハハ！と言う人はもうレプリカなんてケチを言わずに本物を買うと言うパワープレイに走ってみてもいいかも？
何にせよ、安価なレプリカ製品は結構な割合で中華製なので品質にバラつきがあります。前より品質が良くなっているとは言え、振れ幅が酷いのは変わらずなのでそこだけ注意しておいた方がよさそうです。
