よくわからん方向で燃えたと言うか騒ぎになっていました。
で、ツイッターだと自分の意見を書くにはちょっと面倒なのでこちらで記事にしておこうと思います。
利用規約の件で炎上……?
※元の利用規約が誤解を招くと判断されたのか規約が変わっているようです。
これがなぜ話題になったのかと言うと「個人情報の保護を完全に約束しない」と「必要に応じてユーザーの個人情報を提出する」と言った感じ物のがあったのがきっかけです。これらを普通に解釈するのであれば「もちろん保護に努めるが、万が一のイレギュラーを考えると完全とは言えない」「何かトラブルが起きて第三者に個人情報を渡す必要がある場合は提出する」と言う風になります。少なくとも僕はそう解釈していました。
しかし、結構な数の方が誤解されたようで「個人情報を守る気がない」「個人情報を好き勝手に扱うつもりなのだろうか」と捉えられてしまいました。ここだけを悪意ある解釈したツイートが大幅に拡散されてしまった訳です。騒ぎになって改めて利用規約を見ても僕には普通の事しか書いてないように見えたので、割と正直になんでここまで騒ぎになったのか本当に理解できませんでした。利用規約の最後にちゃんと「日本の法律に基づきますよ」と書いてくれてるのになぁ……。
アズールレーン、アークナイツ、ドールズフロントラインなど同じく中国がリリースしたアプリも同時に話題になりましたが内容は似たような物ですし、最後にはやはりきちんと日本の法に基づくと書かれています。だからそんなに騒がなくても……感が否めませんでした。恐ろしい事に源神だけこの日本の法に基づくと書かれていない様にとれる発言をされる方も居ました。
誤解を招く表現でもなんでもなく、僕みたいな頭の悪い人間でも充分に理解できる内容だったので、普通の方であればもっとスムーズに理解できると思うのですが、意外とそうでもないのか、僕よりやばいのか。
スパイウェア騒動
利用規約の一件でアンインストールされる方が多かったようで、その中でアンインストールしても削除されないファイルがある事で更に騒動へつながりました。
すぐにアンチチートツール(ヴァロラントも同じ形式を取っていると言う程度ではありましたが)と言う情報が出回りましたがそれ以上にスパイウェアだと主張する声の方が大きかったようで続々とアンインストールする方がいたようです。正直これに関しては誤解されても仕方ないのかなぁとは思わなくもないのですが、きちんとした情報がある訳でもないのにまるで悪いものだと断定して拡散されていくその姿は恐怖に近いものがありました。
【重要】
— 原神(Genshin)公式 (@Genshin_7) September 28, 2020
PC版の原神を起動中にバックグラウンドで起動するアンチチートプログラム「mhyprot2」の機能についての詳細は以下よりご確認ください。
▼詳細https://t.co/MLwgNTotN6
#原神 #Genshin pic.twitter.com/dGxMNrL9NK
この一件に関してはきちんと公式よりアナウンスがありましたのでご安心を。
改めて思う事
何事もそうですが、リリースする側の伝える能力も大事なのかも知れませんが、それと同じように受け手側の理解する能力も大事なのだと改めて思いました。先ほど書いたように僕が読む分には普通の事を書いてるようにしか見えないのですが、世の中僕より優れている人の方が多いのに、きちんと理解できない。不思議な話です。
スパイウェア騒動はまだ百歩譲って仕方ないな、と思えなくもありませんが利用規約の悪意ある曲解は真面目に営業妨害になりかねないと思います。割と真面目に訴えられても文句は言えなさそうです。(いち企業がわざわざそんな事しないと思いますが)
……まぁ正直な所を言ってしまうと、今回話題になった源神が中国産のソフトウェアである事がほとんどの原因なんだろうなぁと思います。前評判が非常に高くて関心を集めていたのがこういう形で悪運につながったのだと思うとちょっと切ないですね。おんなじような利用規約のゲームが騒ぎにならなかったのがまた、ね。
よく言えば個人情報や自身の機器に対するセルフディフェンスが強いと言う訳ですが、それにしたって言葉を選ばないと自分が悪人になりかねません。ここら辺が現代社会の難しい所な訳ですが……。
最近は中国産のアプリ……と言ってもドルフロやアズレン、アークナイツぐらいしか知らないのですが魅力的なアプリも増えてきていますし、中国の方も日本をマーケットとして見てくれているので楽しめている訳ですので、その腰を折るような行為はちょっといただけない気がします。
ここ何年かは日本と中国の間であまりよろしくない空気が流れていますが、中国で生み出されるゲームまでが悪いと言われるのは一人のゲーム好きとして悲しい所があります。
セルフディフェンスを全く意識しないのは問題だと思うのですがさすがに「坊主憎けれゃ袈裟まで憎い」みたいな思考回路が行き過ぎるのも問題です。セルフディフェンスを行う上で大事なのは情報です。今回の情報は断定できる要素がなかったにも関わらず拡散されてしまい、結果として企業の商品のイメージを著しく損なう結果となりました。まあ、要するに余計な口をたたくな、と言う事ですね。中国産と言うだけでここまで悪く言われるとは思いもしませんでしたが
注意を促す事は良いことだと思いますし、重要なことだと思いますがそれにしたって言葉を選ぶ必要があります。さっきも書きましたが本当に営業妨害になりかねません。初動でコケてしまうと今後のサービスに影響が及びかねませんので、余計に。
……偉そうな事をさんざん書いておいてなんですが、僕もどちらかと言うと「疑わしきは罰せよ」みたいな考え方をするタイプの人間ですので気持ち自体はものすごく分かります。ただ罰すると言わないにしても自分が離れるとか、疑わしい物に対してアプローチはいくらでもありますのでそこらへんも結局ひとそれぞれの行動次第なのでしょう。僕は可愛い女の子がいっぱいいたので下半身に従ってプレイしましたけど
世の中、自分が気に入らない物や人はいくらでもありますが、その存在を叩き潰す必要は一切ありません。そうする事で被害を被る人が出て今度は自分が疎まれ恨まれる存在になりえる訳ですから。
とりあえず誤解は解けたと思うのでこれ以上まだこの件で悪いように騒ぐ人はもうちょっと触れてはいけない方向の方である可能性が出てきますのでそっとしておきましょう。あるいは政治方面が好きな方か。今回の一件だとそういう方面の人が嫌っているマスコミとおんなじ事してるんだなあと思うと皮肉ですね。